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□卒業〜中学3年〜
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ユキと仲良くなり

中学3年になっても私達は仲良い先輩後輩のまま時間を過ごした

ある日、突然ユキに無視されるようになった

初めは何かあったのかと思ったけど、あえてユキに聞こうとはしなかった

そんな日が続いたが、部室で偶然2人っきりになったとき、ユキが話しかけてきた

「先輩は私が無視してるの気付かないんですか?」

『気付いてるよ、ただ何でかなぁとは思ってたけど』

「先輩が悪いんですよ」

『何かした覚えはないんだけどなぁ。なんで?』

「先輩は誰にでも優しくし過ぎなんですよ」

『そんなん言われてもなぁ』

「自覚ない分余計に問題なんですよ」

そう言ってユキは部室を出て行ってしまった

それから数日後、私は部活を引退した

みんなが話している中、道具を部室に片付けに行ったユキがなかなか帰って来なかったので、私は心配になって部室に見に行った

部室は真っ暗だった

『ユキ、いる?』

暗い部屋に向かってそう言うと中から泣いているユキが出てきた
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