アンコ詰め合わせ
□恐怖はすぐ側に。6
2ページ/8ページ
『あ、僕もですね』
『実は初めて一人で作ったんだぁ☆だから自信ないんだけど…いいかナ?』
『食べられないモノ作るほど下手じゃねぇだろ?多少マズくても食うさ。』
ありがと☆
笑顔でそう言ったメロンパンナはオーブンに手をかけた。
『い…妹よっ!!!!みんなが不味いと言ったら俺が料理し直すからな!!?
約束だぞっ!?』
『お兄ちゃんたら心配性なんだから☆』
ガチャンッ
と、一気にオーブンを開けるメロンパンナ。
一体何を作ったのだろう?と、興味津々のバイキンマンがオーブンを覗いたとたんに、奴は卒倒した。
『バ、バイキンマンッ!!!!???』
『一体何が…うっ!?この匂いは……っ!!!!』
その瞬間、
ショクパンマンは窮地に追い込まれた。
この匂いは先程まで自分たちを悩ませていた、アノ匂いではないか。
しかしなぜメロンの手料理が入っているオーブンからこの匂いがするんだ!?