大盛アンパンセット

□借金返済…?
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気のせいだろうか。メロンがいつもよりも目が輝いて見える。


『そうね…とりあえずこんなのでどうかしら?ジャムさん。』

バンッとバタ子が叩いたのは、いつの間にか現れたホワイトボード。
そこにはミッチリと予定が書き込まれていた。


『な、なんじゃこりゃあぁぁっっ!!!??
むこう二年間、一秒たりとも休憩時間がないじゃないかぁっ!!!!!!』

『当たり前でしょ?っていうかジャムさんちゃんと見てる?睡眠時間もないのよ?』

『ワシに死ねと!?』

『ほぉ…さすがバタ子。家業じゃ借金返済に足らないから、ちゃっかりバイトも入れてるな。』

『すごぉ〜い☆ジャムさんパン工場の仕事だけじゃなくて、夜の仕事もするんだぁ!』

それを聞いてジャムが輝いた。

『夜の仕事っ!?もしかして美青ね『残念。内容は死体安置室の警備よ』




『し、したい……?』


予想外の単語にジャムは固まった。


『そう。死体安置室での警備よ。オプションとして色々仏様と触れ合う仕事もあるらしいわ。』

『よかったねジャムさんっ☆お友達たくさん作れるね〜!』


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