大盛アンパンセット

□借金返済…?
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『……で?』

『ゴメンナサイ』


おなじみのパン工場では、棍棒を手に持っているバタ子の前でジャムが正座をしている。


『あのねぇジャムさ〜ん☆ごめんで済んだら警察はいらないんだよぉ〜?』

いつもの調子で話しかけるメロンパンナも、今この瞬間はジャムにとっては恐怖の対象にしか見えない。


『…で?総額いくらだっけか?』

『わかってるだけでも300万はあるわね。』

『けっこうな額だなぁ、オイ?』


正義の味方アンパンマンが請求書の束でジャムの頬をペチペチと軽くはたいた。
さながら悪徳金融の取り立てにぃちゃんである。


『つ、つい…な。ははは』

ジャムは笑ってごまかそうとしたが、それがバタ子の逆鱗に触れた。


『つい…ですって…?
いい年したじじぃが連日連夜"ホストクラブ美青年奴隷"に通い詰めて、そこの従業員(ホスト)二名にしつこく言い寄ってノイローゼにした挙げ句、他のお客様(女の子)にまで二度と店に来なくなるような嫌がらせをしたのが、
つい…ですって?』


うっすらと笑いながら、一息にまくし立てるバタ子。

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