大盛アンパンセット

□バイ−記憶=?
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そしてこの一連のやり取りを見てバタ子が黙っているわけがない。
深刻な顔をしてバイの前に立ちはだかると…


『バイキンマンッ!!ひどいわ!!恋人である私を忘れるなんて……!!!!』

バタ子はとんでもなく調子に乗った。
確かにバイキンマンは美形の部類なので、上手く行けばムフフ…いや、周りにとってはゲロゲロな関係になるだろう。


『え………。
恋人ぉっ!!?君と俺があぁっ!!!!????


カレーの告白よりもはるかに驚くバイキンマン。しかも今回は信じにくい様子だ。

『まぁ無理もないよな。』

『うん。普通の反応だよね』

『そこの変態とエセヒーロー。何か言って?』

『『いえ何も』』

バタ子の目はどんよりと鋭い。
その黒い気を感じて恐縮する周りに感づく事もなく、バイは頭を抱えていた。


 
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