アンパンセット
□ピクニック
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『バタ子でぇっす☆』
(ブリッコ)
『ワシはジャム……☆』
(エセ紳士)
気持ち悪いくらいに見事に皮を被る三人。
『君の名前は……?☆』
『あ…これは失礼。拙者、おむすびマンと申す』
(以下:オニ)
『いい名前ですねっ☆☆』
『(やべぇ…そろそろ本気でこいつら二人キショイ)
ところでなんでこんな所に……?』
『いえ……それがどこの悪党かは知らないんでござるが……
全身黒ずくめの紫のUFOに乗った男
にやられまして…』
『すいません、その悪党たぶん僕が毎週ぶちのめしている男です』
『Σそうなんでござるかっ!!!!』
『宿命のライバルってやつでね☆☆☆』
未だシャッキリしているジャム。
いつまで続ける。
いきなりですが。
皆さんお忘れっしょうか。足下でオニギリのマスクとじゃれていたチーズの存在を。バタ子のすぐそばで遊んでいたチーズはその鋭く白い牙を、勢い余ってバタ子の足首にーー…
【ガブッ】