その他詰め合わせ
□超異質赤頭巾
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昔むかし。
ある森のはずれに赤ズキンという女の子がいました。
ある日いつものように遊んでいるとお母さんが言いました。
『赤ズキン、森の中にいるおばあさんの所へお使いに行ってくれないかしら?』
おばあさんの住む森は、道はわかりやすくていいのですが、暗いし変な人や狼まで出る物騒な森です。
赤ズキンは、そんなところに我が娘をお使いにやる母親を恨みました。
何よりそんな所に住むおばあさんを恨みました。
そして赤ズキンは口を開きこう言いました。
P2…『私も大人よ。おとなしく行くわ』
P3…『お前が行けや、くそ婆。』