Ⅱ
□仁王誕生日
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「や～ぎゅVv」
独特なイントネーションを持つ彼の言葉は何度聞いても聞き慣れるものではない。
とゆーか、私はや～ぎゅではなく柳生です!!
人の名前ぐらいはしっかり言うのが礼儀というものです!!
「やぎゅ～がツッコんだ～【笑 俺とお前の仲じゃろ？礼儀なんて必要なかよ～」
ツッコミではありません訂正です!!
誰でも人の名前を変な風に言われるのは腹立たしくてなりません!!
それに『親しき仲に礼儀あり』という言葉をあなたは知っていますか？
仲のいい友達だからこそ、礼儀は必要なのです。
「何ゆ～ちょる、俺らは友達やのーてこ・い・び・とVvじゃろ？」
…意味が分かりませんね
恋人を変な風に強調しないで頂きたい。
あなたは恋人ではなくて変人でしょう。
「俺は『俺ら』と言ったんじゃよ。俺が変人やったらやぎゅも変人やお」
変なことを言わないでください。
私まで変人になったらこの部にまともの人は柳くんしかいなくなってしまうじゃありませんか!!
「何気失礼なこと言ってねーか？それに柳生も立派な変人だ」
「てか、柳生の奴一人で何やってんだ？」
「手に持ってるアレ（仁王雅治パペット人形）、昔仁王が柳生にあげたやつだろぃ？」
「どーせ、仁王が風邪引いて学校来れねーからヘコんでんだろ」
「あいつも馬鹿だよな～、折角の誕生日に風邪なんてよ～。ブン太様特製バースデーケーキがパーだぜ」
「どうせ自分で食っちまうくせに」
「仁王く～ん寂しいよ～仁王く～んシクシクシク…」
「あ、柳生が壊れた」
～その頃の仁王～
「やーぎゅー」
「ちょ、雅治!!寝てなさい!!」
「嫌じゃ!!学校行かんと柳生に会えんぜよ!!」
「あんたは39度もあるんだから寝てなきゃだめだっつーの!!」←姉
「嫌じゃ!!嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ～うわぁぁぁん」
「泣くなキショい!!」
end…？
我が儘な仁王を書きたかっただけです。
全然誕生日祝ってませんね。
それでも誕生日おめでとう仁王!!