今思い出すと白血病の症状が出始めたのは6月の下旬だったと思います。
俺自信の身の回りに起こったコトなのども書いているので少し長くなりましたが読んでください。




その頃は普通の高校野球部員でした。
俺は7月の甲子園予選へ向けて練習をしていました。でも体にキレがなく非常ダルい日が続いていた。そして練習が終わるとベンチに横たわってしまうコトが多くなりました。
「どうせ疲れだろう」そう思っていました


7月に入って甲子園予選が近づいてきました。例年予選が近づくにつれて練習が調整段階に入り軽くなっていきます。もちろん今年も軽くなっていきました。
しかし俺はだんだんしんどくなっていきました。
少し走るたびに目の前が真っ白になり倒れそうになりました。レギュラー確保のため練習を最後まで続けたかったが、本気で倒れそうになったので途中カラ練習を抜ける日々が多くなった。もともと体力にはあんまり自信がなかったので、ただの体力不足だと思っていたケド何かがおかしいとは少し思った。


夏休みにはいり予選が始まり俺はレギュラーとして試合にしました。でも試合中、ポジションのレフトまで行くコトが、かなりつらくなりました。
また周りが真っ白に見えました。なんとか乗り越えて見事ゴールド勝ちしました。

二回戦
優勝候補のK高校に一歩及ばず負けてしまいました。このチームメイトと野球ができなくなるコトが悲しかった。今まで練習を抜けてしまうなど、何度もチームメイトに迷惑かけてしまった分プレーで返そうと思ったケド活躍できなかった。特に同じポジションのキャプテンには、本当に申し訳なかった。
しかし高校野球三年間を乗り越えたという達成感もありました。しんどい生活もこれで終わるのかぁ〜〜
と思いました。
3日ほど休んで大学受験のため塾へ行き勉強に励みました。塾に通い始めたころ左頬が急に痛くなりました歯医者に行けば治ると思い近くの歯医者にいくと特に異常がないと言われました。 しかし痛みはひかず頬は少し腫れ上がってきました。しだいに耳も痛くなってきました。少したってもう一度歯医者行きました。しかし原因はわかりませんでした。一応、顎関節症(がくかんせつしょう)の疑いがあるというコトで痛み止めなどの薬をもらいました。
それから何度も歯医者に通いましたが原因がわかりませんでした。その頃カラ食欲がなくなってきました。一度大きい病院に診てもらうため近くのK大学病院に行きましたが、歯科耳鼻科ともに異常なしで渡されたのは痛み止めだけでした。

夏休みも後半に入り久しぶりに友達と野球をするコトにしました。しかしキャチボールを10球ほど投げるとめまいがして倒れそうになりました。少し休んでノックを5球ほど受けると目の前が真っ白になりその場に座り込んでしまいました。 「んこんなに体力落ちるんかなぁ〜〜」
俺は、部活引退と勉強疲れと久しぶりに太陽に当たってバテがきたのだろうと思いました。

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