オリジナル小説

□金切り声の聞こえる時に
3ページ/5ページ




パソコンをする時間が増えるから。
たったそれだけ。
それだけの理由で早起きを繰り返し、目に隈をつくっているのだ。

しかし、もともと、24時にやっと眠る俺にとっては大きな進歩なのかもしれない。

あぁ。でもあくびがでてしまう。眠たい。今度は10時に寝て、5時半にでも起きようか。などとも考えてしまう自分がココにイル。

最近では、『起きること』も楽しみのひとつになってしまった。
 早く起きれたときは無邪気な幼稚のようにはしゃぎ、予定より遅れて起きてしまった場合はしゅんとしょげる。テンションの上がり下がりが、極端なのだ。


そんな俺、関係はないのかもしれないが、やはり耳鳴りがする。

時々、ひどいときにはオオオォォォンンといううなり声まで聞こえるのだ。


小6になった今の俺でもすこしこわいのだ。


俺は幻とかをみるタチなのだ。
パソコンをしている途中、ふと後ろを振り返ると化け物の幻覚なども見えたりする、世間でいう・・・


                      アブナイ子。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ