other

□君ヲ想ウ
1ページ/3ページ

人は結ばれない恋こそ必死になるもの…

君ヲ想ウ

「たくっなんでわざわざ俺が文献を取りに行かなきゃなんねぇんだよ!そもそもアルがあの時変な事言い出さなきゃこんな事にはなんなかったのに!」
あの時とは1時間程前の事でその時エド達は中央にホテルを取っていた。
大佐がエドに連絡をしてきたのは調度、夕食を取っていた時だった。
「いい資料が手に入った、今すぐ取りにきたまえ。」もちろんエドは今度いくと断ろうと思っていたのだが、アルが電話口で
「僕はホテルで休んでるから兄さん行っておいでよ!」と叫んだのが原因なのだが…
「アルの奴変な気遣いやがって!まったく!今は会いたくないのに…」
「何をしているんだね?鋼の?」
「うわぁ!いきなり声かけんなよ!びっくりするだろ!それに呼んだのは、あんただろーが!」
「確かに、だか私は執務室に来るように。と言った筈だが、君は今、東方司令部の前を行ったり来たりしていたように見えたのだが…。」
「………。」
「とりあえず、中に入ろう。」

「で、早く出せよ!」「なんの事かね?」
「ふっざけんな!あんたが文献を取りに来いっていったんだろ!」「そう焦るな。文献は私の家だ…来るか?」「……」返事がないのは肯定とみなしてロイはエドを自宅に連れ込んだ。

「今日いいだろう?」断れないことは知っている。
「…そんなに俺を抱きたいのか?」当然だ。「抱きたいといったら?」君は抱かせてくれる。
「…いいよ」早く君が欲しい!

「ひゃあ!な、何?」「半年も会っていなかったんだ。早く。」
こんな子供を求めてしまう…最初に会った時から惹かれていた、自分の気持ちに気付いたのはエドが傷の男に殺されかけた時だった。管理者としてではなく君を守りたいと思ったから、君に告白した。有り得ないくらい素直に気持ちを伝えられた。エドは困惑していたが…同じ気持ちだったらしく性急に求める自分を受け入れてくれた。そのから何度も身体を繋ぎ、今では立派に恋人同士に見える。
「あ…はぁん…たい…さぁ…はやくぅ」自分を素直に求めてくれるのが嬉しい。
「入れるぞ?」充分に慣らしたエドのそこはロイ自身を素直に受け入れる。
「ふぁ…あんっ…んんっ」奥を突けばエドの身体は過激に反応しすぐにイってしまう。
「もぅっ…だめぇ」
「わかってる、一緒にイこう」そして最奥を強く突き上げるとエドは一層高い声をあげて果てその締め上げでロイはイった。
「エド、愛してるよ!」君はどう思うの?
「たいさぁ?」
「なんだね?」
「もう一回言って」
「愛してる」何度でも言うよ
「俺も、大佐の事…その…えっとね…」

愛してる


愛し合っていても
二人は結ばれない

それは自身が一番
わかっていて…
だから
今、
君ヲ想ウ
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ