D.Gray-man
□Forgot†christmas
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Forgot†christmas
今宵はクリスマス。
リナリーは愛しい恋人であるアレンの為に一週間前からクリスマスプレゼントを用意していた。
アレンは長期の任務にでていてクリスマスである今日帰ってくる。
「リナリー?」
コムイに帰ってくる時間が連絡される為今日は珍しくリナリーがコムイに付いてあるっていた。
「アレン君はいつ帰ってくるの?」
話の内容を察したのか尋ねてくるリナリーにアレンに対しての嫉妬を感じつつコムイはもう着いたと伝えた。
それを聞くとリナリーはアレンの部屋に向かった。
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「アレン君!お帰りなさい!」
急に入ってきたリナリーに驚いたような顔をしたもののいつも通りに微笑んだ。
「ただいま。リナリー。」
そんなアレンにリナリーも微笑むと後ろ手に隠していたクリスマスプレゼントを差し出した。
「メリークリスマス!はい!アレン君!」
それを受け取るとアレンは申し訳なさそうに口を開いた。
「すみませんリナリー。僕何も用意してないんです。クリスマスなんて祝った事なくて…」
「いいのよ!アレン君が此処に居てくれるだけで十分よ!」
アレンは申し訳なさそうに微笑むとふとリナリーに口付けをした。
「ごめんなさいリナリー。だから今日はこれで勘弁して下さい?」
「アレン君…」
「メリークリスマス!リナリー。」
これからは毎年君と祝うから…