D.Gray-man
□不思議な関係
1ﾍﾟｰｼﾞ/5ﾍﾟｰｼﾞ
蓮美サマ
3399ｷﾘﾘｸ甘裏小説
不思議な関係？
この世には三人での報われない恋愛を三角関係と呼ぶが俺とユウとアレンの関係はそんなどろどろしたものではなもっとあっさりとしたモノのような気がする…
何故って…
□■□食堂■□■
俺は食堂に向かっていた。
別に腹が減っていたとかそういうのではない…
ただあの銀灰色の髪のあの子に逢いたかったから…
食堂の前に来ると聞き慣れた男性にしては高く女性にしては少し低い中性的な澄んだ声が聞こえてきて…
俺は弾む心を隠しもせずなかに入った。
「ハンバーグステーキにビーフシチュー、ポテト、ナシゴレン、ピザ、シーフードサラダ、コンソメスープにカレイの煮付けそれからデザートにチョコパフェを2個とみたらし団子30本で！！」
何時もの事ながらよく食うなぁ…
「あ、ラビ！ラビも今から夕食ですか？」
俺が入口でぼーっとしていたのに気付いたのかアレンが声を掛けて来た。
「そうさぁ！ジェリー、Aコース頼む。」
何度もいうが腹が減っている訳ではない
だからBコースに比べて比較的量が少ないAコースにしたのだ。
今食べるといえばアレンは一緒に食べようと俺を誘う。
それが目的でここに来たのだから…
†