D.Gray-man

□悪魔祓学園
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悪魔祓学園




此処は悪魔祓学園の高等部…。
そんな学園の教室に一人残って何やら仕事をしている少年がいた。
「めんどくさ〜い!!」
彼の名はアレン・ウォーカー。
これでも生徒会副会長である。
「何で僕が一人で生徒の会の書類の整理なんてしなきゃいけないんだよ!会長はどこいってるですか!!まったくあの馬毛!!!」
誰もいないのをいい事に会長の悪口を言い出すアレン……
「誰が馬毛だ?…モヤシ!!」
会長の神田である。彼は成績優秀、スポーツ万能、異性からの人気も高い。
「…あれ?か…神田ぁいらしてたんですか?」
「あぁいらしてた。」何やら凄いオーラが…。
「いやぁぁぁっ!!すいません!僕が悪かったんです!許してくださいぃ!!」
必死なアレン…
「別に俺、まだ何も言ってないし。」
「あ、そうですよね!遅れてきた神田が悪いですよね!!」
「……。」
「そういえば時間に厳しい神田がどうして遅刻を?なにかあったんですか?」
「あぁ、告白された。」
「(なんですとぉ!!)神田!もちろん断りましたよね!!」
「さぁな?」
「ひどい!僕というものがありながらぁ!!」
こう見えて二人は付き合っている。
「冗談だよ!」
「じょっ!……馬鹿ん田。」
「……!なんだとぉ!!モヤシ!!!!」
「あなたが悪いんですよ!!」
プンプン!といった感じで書類の整理を始めるアレン。
「はぁ〜。俺が悪かったよ。だからもう機嫌直せって!」
「いいですよ…みたらし30本で。」
「3じゅっ!!ってオイっ!!!」
「………」
「わかったよ!30本だな!」
「やったぁ!!さすが神田!!」
「だから俺にも喰わせろよ?(妖笑)」
「…自分で買って下さっ!!!」
アレンは神田に押し倒されていた…
「ちょっ!神田!何するんですか!!」
「何って…アレンを喰うんだけど?」
「なっ!何言ってるんですか?此処をどこだと思ってっ…んっ…」
「ちょっと煩い」
そういってアレンの唇を自分のそれで塞いだ。
「いいな?」











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