D.Gray-man
□Lovedays
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Lovedays〜貴方といる喜び〜
教団に入って早半年経ったある日。
アレンはラビと共にカジノに来ていた…
理由は…アレンが初めて神田に名前で呼ばれた…とかで。
「ロイヤルストレートフラッシュ☆(ニコッ)さぁ出す物出してください☆」
「ちっ!ガキのくせに!覚えてやがれ!」
「(これで10人…)」
「ア〜レンまた勝ったのか?」
正装してそれなりに楽しんでるラビ。
「はい!楽しいですよ!ラビもどうですか?」
本当に楽しいんだろうか…
「俺はいいさぁ(笑)まぁ程々にしとけよ!おとなしく引き下がる奴ばっかりじゃないんだからな?相当たち悪いのもいるからな?」
「はい!心配しないでください。大丈夫ですよ!」
「ならいいんだけどさ!じゃあまた後でな!」
「はい!」
「(懐かしいな…師匠の借金の返済の為によくカモッてたなぁ…たちが悪いのに絡まれると必ずどっからか師匠が現れて助けてくれて…入団してから半年かぁ…)」
「……師匠…」
「おい!俺と勝負しねぇか?」
みるからにあっち(ヤクザ)系の図体のでかい男
「(うわぁ係わりたくないけど断ったらそれはそれで面倒な事になりそうだし…)いいですよ!いくら賭けます?」
「こっちは百万。そっちは身体でも賭けて欲しいもんだが…」
下心丸だしな男
「(懐かしいなぁ…よくいたよこういう人…)いいですよ?僕の身体でよろしければ。」
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「ストレートフラッシュ(ニコッ)」
アレンの大勝利…
「ふざけんじゃねぇっイカサマしてやがるだろっ!!」
「なっ…失礼な!そんなことしてないですよ!勝負に負けたからって見苦しいですよ。」
「コノヤローっ!!」男がアレンを殴ろうとした…
ガタンッ
「うっ…」
「………!」
男が吹っ飛んでいた!
「て、てめぇ!!何もんだ!」
「うちの弟子に何しようとしてやがる!」
長身・煙草…そしてワインレッドの長髪に教団服…
「師匠っ!!なんで!どうしてここに!」