銀魂

□夜遊び致しましょう…
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夜遊び致しましょう…##01



武装警察新撰組副長、土方十四郎。
彼は今自分がおかれている状況を把握出来ずにいた。
「おい、総悟。これは一体どういう事だ?」
出来るだけ平然を装って尋ねた土方の声には微かに怯えにも似たものが含まれていた。
彼は今自室の布団の上で四肢を手錠で拘束され視界をアイマスクによって塞がれていた。

「あり?何で俺だって分かったんですかィ?」
「分かるわぁぁ!お前以外にこんな事する奴がいる訳ねぇだろぉが!」
正体がバレたと分かると沖田は土方の前に座った。
そしていつもの様に反論してくる相手に四肢の自由を奪われ視界を閉ざされている不安が見えるのを感じ妖笑を浮かべた。
「土方さん…アンタは鈍感でいけねェや。アンタを組み敷いて泣かせてやりてェって思ってるのは俺だけじゃねェですぜ?まぁ俺はアンタをめちゃくちゃにしてやりたいんですがねェ。」
「んのド変態野郎…とにかくこれを解きやがれ。」
四肢を動かし手錠を解くように訴えた。
「好きに言いなせェ。何ででしょうねェ。アンタの事となるとどうも熱くなっちまっていけねェや。」
沖田は土方の足の手錠を解き赤く痣になった枷の痕に愛おしそうに舌を這わせた。
「んっ…なにやってんだよ!」
暴れて抵抗を試みるもそれは沖田の手によって軽く抑えられ抵抗する術がなくなり一瞬動きを止めた。
「何って……。心配しなくても大丈夫ですぜィ。涙流す位イイ事してあげまさぁ。」










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