刹那主義

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結局姉さん達は帰ってこない。
探そうにも情報は全くなし。

二人のことだから
死にはしないと思うんだけど…
やっぱり心配だ。

なんて…
人の心配してる場合じゃないな〜






『…何の用ですかね』






周りを囲むのはざっと見ても数百人…しかもすべて上忍レベルの追い忍。今まで幾度となく追い忍と戦ってきたが、ここまでの規模は初めてだ。






『何の用なんて聞くのは野暮か…いいよ、相手してあげる。死にたいやつからかかってきてよ。』






両手にクナイを握りしめ、敵の肩がピクリと動いた瞬間、私は敵の渦の中に走っていった。







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