三国無双短編夢

放火魔とツンデレ
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さぁ私の火計で貴女の心に火をつけてみせましょう。


私が火計を失敗するなんてありえません。なのに、貴女にはいっつも失敗ばかり。
今度こそ成功させてみせますよ。












呉では皆いつもどうりの日常を過ごしていた。呉の軍師陸遜もまた然りである。まぁ陸遜の日常とは他の人と比べると日常と言えるかどうか微妙な所だが…今日もまた日常のアレをするべく陸遜は風呂敷に荷物を詰めて歩いていた。勿論仕事なんてとっくに終わらせている。






「おや陸遜じゃないかい?まさかあんた、懲りずにまた行くのかい?」






陸遜が廊下を歩いていると、鍛錬をしている凌統に出会った。






「あたりまえじゃないですか!!私は名無しさん殿に振り向いてもらうまでは諦めませんよ。では急いでいますので。」






そう言って走っていった陸遜の後ろ姿を見て凌統はため息をついて見送るのだった。





「あ〜ぁ。ほんといい加減諦めればいいのに…だって名無しさんっていったら…おっ!!甘寧発見、からかいに行きますか〜」






凌統は甘寧を見つけたので何をしてやろうかと考えながら去っていった。






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