※性描写あり
苦手な方は、回避してください。
ちょっとした遠征の任務。約10日間ほどの予定だったが、スムーズに進み、一週間で里に帰ることができた。
一旦家に帰り、砂埃まみれの服を脱ぎ洗濯機に突っ込み、そのまま風呂に直行してシャワーを浴びる。大分汗や埃で汚れていたから、水は真っ黒に。髪も3回洗ったし、体も力を入れて念入りに洗った。
そうしてスッキリした体で風呂からあがると、ちょうど夕食時のいい時間。自然と最愛の彼の家へと足を向けていた。
悲劇が待ち受けているとは知らずに…。
―――――――は…?
「…んっ」
…ちょ…え、―――……?
「…はっ、は…んぅ…」
えっ…と、
「あ、あぁっ!!!!ん、そこ…やばっ…あ、あ、あ、あ、あ」
――――――……どういうこと……?
「どういうこと?」
思ったと同時に声に出していた。
最愛の彼ナルトは、情欲の色が浮かぶ瞳を向け、オレの存在に気づき、目を見張った。
「――!!は、カカ…せんせっ」
そして、舌足らずにオレを呼べば、ナルトの股間に顔を埋めていた男が「カカシ先生!?」と叫び、同時に煙となって消えた。
後に残ったのは、情事の跡が色濃く残るベッドの上にいる裸のナルトと、部屋のドアの所で呆然と立ちすくんだオレ。
ナルトは気まずそうに、身をすくませた。
早く任務が終わって来てみれば、待っていたのは、明らかな裏切り。
相手の男は服を着ていたが、ナルトは全裸で、その股間に顔を埋めていたのだ。ヤッてる最中だったことは疑いようがない。
こみあがる怒りともつかない激情。
感情が、抑えられない。
もう、ムリだ――‥‥。
「カカシせんせっ…!!あ、やだっ…やあっ!!!!!」
着ていたシャツをひきちぎり、ナルトの両腕を縛り上げ、チャクラを流し込み簡単に切れないように細工する。そして、ちぎったシャツのあまりで、イかないようナルトのペニスを縛った。
「ね、ナルト」
「カカシせんせい…」
涙目で見上げてくるナルト。いつもはあんなに可愛く思えるのに、今日は怒りを煽るだけだった。
「逃げたらダメだよ」
耳元で、声を低くして囁く。
ナルトの体が震えた。
ナルトから離れリビングに行く。棚を開け、以前二人でノリで買った玩具や薬を取り出した。本当は、マンネリ化してたセックスを解消しようと思って買ったものだが、結局まだ使っていない。
冷蔵庫から、ミネラルウォーターも取り出し、寝室へ戻る。
まず、媚薬入りのローションをナルトのアナルへ塗りたくる。意外にもそこは頑なだった。
錠剤もナルトの口に押し込め、ミネラルウォーターを飲ませる。
よほどオレが怖いのか、体が小刻みに震えて、僅かな抵抗はしたもののすんなりと薬を飲み込んだ。
いくつかある玩具の中から、バイブを手に取り、ナルトの視界に入れる。
「我慢できるよね?」
「せんせ…オレ、違うんだってば、あれは…」
ナルトの口から先程の言い訳がこぼれるが、聞きたくなくて、バイブを無理矢理アナルに押し込める。
「―――っうぁああっっ!!!!!う…うぅ、…っく」
途端うめき声に変わった。
「見ててあげるから、いっぱい気持ちよくなりな」
「あ…ひっ、先生?」
媚薬が効きはじめたのか、肌がピンク色に染まり、萎えていたペニスが立ち上がってきた。
バイブのスイッチを横目で確かめ、指を置く。
「カカシ先生っ…聞い、――っやあああああああああああっっっ!!!!」
「いー声…」
ベッドの側の椅子に腰かけ、のたうちまわるナルトをただ見つめた。