Under
□白い罪
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こんなことをしたかった訳じゃないんだ
ヨザックと寝てしまった。
どうしてなのかは、分からない
目が覚めたら、俺は半裸でヨザックの胸に抱き着いていた。
俺が目を覚ますと、彼は
「腰は痛くないですか?」
と薄ら笑いで俺に問い掛けた
一つだけ覚えているのは
俺が夜中、コンラッドの名前を呼び続ていた事。
そして夢の中では
コンラッドが俺を抱きしめていた事
鏡越しに見える赤い痕
どうしてだろう
コンラッドがつけたモノとは似ても似つかない。
やっぱりあんたじゃなきゃダメなんだよ
「陛下、俺は本気で貴方を愛しています。隊長なんかより絶対に幸福にしてあげますから!」
やめてくれ 俺はあの人のものなんだよ