黒の死者 旧
□休養中
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麗矢の部屋でジスタは少なからず、安心していた。
｢(ま、あの部屋じゃったしな……)｣
ジスタが今住んでいる所は体の持ち主だった人間が住んでいた場所。
オカルト物が散らばり、魔除けの札だらけでジスタは苦手だった。
その分、麗矢の部屋は最低限の生活用品だけで無駄がなかった。
暇になってきた。
麗矢は今、外出している。
…………………
｢…………どうしました？｣
｢(ﾋﾞｸｯ!!)……か、観察っ!!｣
｢…………はぁ。｣
ベットの下を覗こうとしたが失敗し、仕方なく椅子に座った。
麗矢は買い物だったのか、パンと果物が入った袋が見えた。
ジスタの目が一瞬で輝く。
｢……すぐ作りますから。ちょっと待ってて下さい。｣
｢おうっ!!｣
｢あ、それと情報です。｣
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