巫女と賢者の石
□act.0 序章─目覚めた巫女
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また、この夢……?
緑の閃光に、人々の悲鳴……
これは、ハリポタの……?
でも、どうして…?
──目覚めよ…目覚めるのだ…
声…?私を呼ぶのは…誰…?
──目覚めの時は来た…
目覚めの時…?
──巫女よ…刻は満ちた…
巫女って…?刻は満ちたって…?
──汝は光を導きし者…
光を導きし…者…?
──巫女は光を導く鍵となる者…
私が…光の巫女…?
──汝は選ばなければならない……
選ぶ?選ぶって何を…?
──決断の時は来た…
決断?何の決断…?
──選ぶ道はただ一つ…
一つ、だけ……?
──だがしかし、その道を選ぶのならば汝は全てのものに別れを告げなければならない……後戻りはできぬのだから……
全てに別れを……
もし、選んだとしたら…私に…ハリーたちを救うことができるの……?
──それは、己次第……
私、次第……もし少しでも可能性があるなら、助けたい…例え、全てのものに別れを告げることになったとしても……
──汝の答え、受け入れた…汝の魔力はダンブルドアをも凌ぐ、強い力……きっと巫女の力となるだろう……
私の力に…ありがとう……
──今宵、巫女は目覚め、運命の刻は動き出した…
二つの刻は再び交わり、そして開かれた……
悲しき過去を明るき未来にするために……
彼らの願いを叶えるために……
巫女に幸、多からんことを……
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