メフィスト連載
□第2話
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「さぁ、どこから話しましょうか」
パチン
指を鳴らすと目の前には紅茶のカップとクッキーや色とりどりのマカロンが並べられていた。
ますます怪しい‥
「祖母と職場が一緒だったんですか?」
「おや、やっと話してくれましたね」
手袋をはめた長い指でティーカップを持ち、やはりアールグレイですねー何て言う男性。
「立花静香さんは職場の同僚で、祓魔師です」
「え、えくそしすと?」
どうしても映画のワンシーンが浮かんでくる。しかしきっとあの映画とは全く違うのだろう。