『番外*花町』
□『番外コネタ 其の七』
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「――!?」
「まぁ……そうゆうこった。湯、浴びてる時にでも自分で少し弄って緩めといた方が……いんじゃねぇの?」
は〜あ、と明後日の方を見ながらヒューズは袖に両腕を突っ込んで組む。
「〜〜〜〜ッ」
エドワードはそれでは見えないだろうというほど顔に近付け、腰が抜けそうになっていた。
「でかさはそりゃ、誇張され過ぎだぜ?安心しろ」
「……風呂」
「あ?」
エドワードがバサリと手から絵草子を落とし、呟く。
「風呂………っっ」
ヒューズが絵草子をまとめる間に、エドワードは叫びながら風呂場に走って行く。
「風呂――――!!」
「……あ―…まぁ、知らずに事が進むよりはいいんだろうけどな」
余計、緊張しちまうんじゃねぇかなぁ、とも思う。
ただでさえエドワードは小柄なわけで、体はまだ子どもに近い。
「うー…ん」
頭を掻きながらヒューズはうなった。
風呂場でのエドワードの硬直した顔が目に浮かぶようだ。
きっと怖々何かを試そうとして屋敷に響き渡るような逆ギレな叫び声をあげるに違いない。
「…あー…もう…相手してらんねぇって…」
ヒューズからしたら阿呆らしくて仕方ない。
ふん、とすねた声を吐いて帳場で頬杖をついた。
→ あはは(^-^;
まぁ、えどわど様は女郎だったんですけどね…確実に。
可愛くないっすか?わからないとかってD
ヒューズは遅くまで帳場で仕事してっからいつも被害に遭うんだよ、ねぇ♪
MAGU