この映画は当時見に行ったのを覚えている。しかし、デジモンメインで見に行かなかったような感じが…。
おそらく、ワンピースが絶頂期のときに公開された映画で私は、そちらの方をメインで見に行こうとしてたような記憶がある。


そんな考えが覆されるとは…、思ってもいなかった。

この映画は1999年〜2000年。いや、90年代と'00代で超えられる映画はないほどの名作だと思う。



クラッシックの名作ボレロから始まり、私の中ではそこから作中にのめりこんだ。
いや、ホント度肝を抜かれたというか予想もしていなかったので…。
思えばボレロを好きになったのもこの映画がきっかけだった。


強大なタマゴがパカリと割れたところで物語に入る。この仕掛けがたまらんのです!
タマゴの中身が気になりつつも平和な場面に切り替わる構成が凄い。観客に期待を持たせていると感じたのは私だけではないはずだ。


メール打ちの変換。
たいち⇒鯛血⇒対置⇒大知⇒太一。
これに笑っていた子ども達が思い出す。この映画凝ってるな〜、と小学生ながら思った。

太一が眉をひそめ、「ん?」言う所で前のめりになっとき椅子が微妙に動くんです。あそこの細かさにゾクゾクきました。
しかもパソコンからの視点で人間を見ているような構図は絶対に他の人なら考えられないだろうと感服。
若干恋愛要素を取り入れているので、太一×空ファンは大いに喜んだだろう。(そのうちの一人。)


ここからがテンションの上がり場。
突然、場面が変わり光子郎がPCを開いてます。いきなり画面にタマゴが出ていてプロローグに出てきたタマゴの正体が明らかに!
この瞬間にOPが始まっていきます。
ここが素晴しい!!ドンピシャドンピシャなタイミング!!

光子郎が「デジタマ!?」と言った瞬間タマゴからデジモンが生まれ、OP!!!!!!!
鳥肌が立った。
この映画ワクワク度を満載だー!!!と心の中で思っていました。

OPって体外の映画が眠くなるんですが…
これは違った!
場面が所代わりしたり「hello!」というデジモンからのメールが届いたり…。場面の逃さないようにするのが大変でした。OPとマッチするような構図を持ってきて凄かった。
また、OPで全ての登場人物(出てこない登場人物も)を出してきているのがいっそう面白さを引き立てた要素だと思う。

お気に入りは丈の電車に乗り遅れたところと、ヤマトのおはぎを嫌がるところ。笑

最後に監督の名前が一テンポ贈れてロケットで壊されるところとか凄いと思った。
このロケットの意味はこのとき知るはずもないけど(゜o゜)



ガチャン!

突然ドアが開いて意気があがる光子郎を見て何の驚きもせず、
「よっ、光子郎。あがれよ。」

素敵です!!!「どうしたんだよ?」じゃなくて「あがれよ。」ですよ!?

いつもこんな感じなんだろうなぁ〜、と妄想してしまう。笑

「タマゴが孵った!」

「タマゴ?」

太一、自分の持っていた卵見る。

「違う!」

必死の光子郎。



爆笑。笑

春なのにアイスを頬張る二人にも笑い。



スーパーにて爆笑の嵐。
ここは私のつぼった所です。

「125円になりま…、え!!?1、10,100、1000,10000…。…125万円になります。」


チリン…。

小銭を落とす男の人に一票!笑



再び場面が主人公達にむけられる。


突然ドアを開けて、母親とぶつかりそうになるのを避け「父さんのパソコン借りるよ!!」と叫ぶ太一。

さっきも使ってたじゃん、と突っ込みを入れつつ賢い子どもだと思った。
光子郎、何も言わずに麦茶頬張る。あんた、無言で人ん家の麦茶もらうって…!とここも突っ込み。


どうやって接続していいのか戸惑っている彼に救いの手を差し伸べる光子郎。

「僕がやります!」

「頼む!」

素直でいいやり取りですね。


バンダナとゴーグルを被りなおすところがすごく好き!
「俺たちのデジヴァイスでお前達を進化させてやる!」

映画の中ではこういってるんですけど、映画のCMのときは確か…

「俺達が世界を救うんだ!」

だったような感じがします。(なんで覚えてんだよ。)



この映画はシリアスな場面とギャグを

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ