ORIGINAL
□テキトウポエマー
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4.Remember.
あの日
僕の世界は光と火と熱に包まれた。
目が灼けた
だから目を瞑って歩いた。
脚が焼けた
だから脚を引きずって歩いた。
喉が焼けた
だから荒い息を吐きながら歩いた。
ずっと歩いてたら目が見えるようになってきた
周りの風景に絶望した。
さらに歩いてたら脚の感覚が無くなってきた
その場に崩れ落ちた。
しばらくそうしてたら声が漏れた
涙が出た
しかしすぐに乾いてしまった。
それでも僕は生き残ったんだ。
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