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□３日目
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着きました
着いちゃいました
とうとう念願のッ！
イ・タ・リ・ア！
なんかもうね、全てが凄い
当たり前だけどイタリア人ばっかりだ！
早々に手続きも終え、
早速タクシーに乗り込みアパートへと向かった
知り合いの紹介で
嫌というほどに勧められたその部屋
なんでも、
家賃月２万円、
日当たり良好、
駅から徒歩10分の場所にあるという
確かに好条件過ぎるといえば好条件過ぎる
ただ曰く付きだと言っていた
だからこんな安値なのは
相当ヤバいからなのかもしれない
大きな荷物を抱え、
流れる景色を横目に冷や汗が頬を伝う
目に入る建物は全て廃墟瓦礫なんてもので済めばいいのだが、
状態のよいものからは怪しい取引をしていそうな人たちが
忙しなく出入りしている
好条件過ぎるからには
それなりに訳アリなんだろうと
覚悟はしてきたつもりだが、
これは余りにもヤバすぎやしないか？
何なら幽霊が出るとかそっちの方がまだよかった
嗚呼……
私本当にこんなところで生きていけるのだろうか………
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