銀魂
□電波が悪けりゃ自分が動け
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「銀時」
「あ〜?んだよ・・・?って何やってんですかぁぁぁぁぁ!!」
ヅラが家にやってくるのはそりゃもう日常茶飯事で、今さら驚かない。というかもう面倒くさいから鍵まで渡してあるから、いきなり入ってきて声をかけることもまあよくある。
けど。
それはないんじゃないかな、ヅラ君!!
「なんだ。似合わないのか。他のみんなには結構好評だったんだが。」
「他って誰ぇ?!今すぐそいつらの名前をお兄さんに言ってミナサイ!」
只今ヅラが着ているのはメイド服。
メ・イ・ド・服。
似合わないかな〜なんて裾を持っているヅラに思わず、鼻を押さえる。マジやべぇ。
「誰って・・エリザベスとか党のみんなとか・・あとはさっき土方と沖田にも言われたな」
おいおいおいおい。見せすぎだろ。そんなおいしいカッコ、銀さんだけの前で充分だろ。後で全員ボコる。三年前ぐらいに時を戻すくらいにボコる。
でも、ひとまず。
「ヅラ君、ヅラ君。こっち来なサイ」
「ヅラじゃない、桂だ。」
「あーはいはい。いいから来い」
不承不承と云った体で近寄ってきたヅラの手首を掴んで引き寄せる。
「こんなカッコでうろついてたお仕置きしないとなvv」
いつも、鉄壁のガードで素肌さらさないこいつの、今までにない露出具合に、興奮してる。
銀さんの息子は只今絶賛成長期なんですぅ!!
わめくヅラを布団に投げて捕縛完了。
いただきますってね。
おまけ
「そういえば土方には写真を撮られたな。」
「・・・・・(ネガごと没収後、ボコるの決定)」