GIRLS'room

□再会
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三日後、浦原商店から僕たちにメッセージが届いていた。

「クロサキサン、ブジカイフク。ホウカゴコラレタシ」

いまどき電報?しかも全部カタカナだし。やっぱりいまいちあの店主は分からない。死神っていうのは皆あんな感じなのだろうかと、僕はポストから出した電報を見て溜息をついた。

朽木さんが死神で、一護は死神代行。石田君はクインシー?とかいうもので、チャドと井上さんは人間だけど特殊能力が使える、と。
正直まだ解らないことだらけだ。

今日こそ、一護から説明してもらえるということなのだろう。

何度行っても閉店していた浦原商店は何事もなかったかのように開いていた。僕たちが来る時間なんてわかっていたかのように店の前にはあの胡散臭い店主。

「お待ちしておりましたよ〜。ささ、どうぞお入りクダサイな。」

一瞬戸惑ったけれど、有沢さんが井上さんの姿を見つけて迷いをふっ切ったように店の中に入って、僕と啓吾も続いた。

「たつきちゃ〜ん!!」
「あんた、もう大丈夫なの?あんまり心配させんなよ」

有沢さんの言葉に井上さんは「ごめんね〜」と笑っていた。それに有沢さんも笑って許してたけど、井上さんは知らない。井上さんがいなくなってから、一護たちさえも消えたときからずっと沈み込んでいたことを。

知っているのは、仲間外れにされた僕たちだけだ。そうしてそのことを有沢さんも僕も言うつもりはない。無事に帰ってきてくれたならいい。そう思っているから。
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