06/04の日記

19:32
タイトルなし
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告白

「かあさん、かあさんみてよほら…これ花屋の伯父さんが母さんにって」
私は貴方のために何度も自分を殺しながら生きてきた
「まぁ、なんて綺麗な   チノイロ」
耳の近くでなった破裂音
積まれた花は無残に床に散らばる。
踏みつけられて、殴られて。

貴方への言葉は貴方には響かない

知っているはずなのに。

おびえながら、信じながら。
どこかであきらめていたんだよね。



「なくなよ」
泣きたいときになけなくて
特有の声をききながら
古ぼけた部屋の中でうつむいた

私が貴方を救ってあげたいけれど
それは残酷という運命 叶わなかったけど

貴女から解放させたかった赤に身を包んで。

愛してほしいともがいて 「やっぱり駄目だった」とあきらめて 泣いて喚いて叫んでも 貴方にはとどかない
ただ愛が欲しい ただそれだけなのに 行為を尽くしても闇は闇にしかかわらない。

大人になって痛みに気づかぬふりをしてさらに傷口はひろがって
張りつめた緊張の中街中を逃げた
「おい、派手な頭しちゃってよ。ガキがくるところじゃ…」

明日を願うとなぜか悲しみが襲う、その日暮らしの毎日
喧嘩三昧、窃盗なんて当たり前。
群れをなす喧嘩を売ってくる同じ顔が飛び出してくる


そんな中お前と出会った。
「貴方のその髪と瞳が血の色しか見えないんです」
自分を騙して 貴方に近づけば 心が血を流す悲劇。
伝わらないと知っているはずなのに。
自己満足な愛が嫌い 気にしていないと醜いウソをつき 運命を廻せど 感情を廻せど裏は裏


「愛をください」 台詞が首を絞めた。

オレという人生は幕をあけた


―お前への思いなんて続くわけないのにね

end



同名の題名の歌の歌詞を参考にしました。

聞いた時からあぁ悟浄のうたっぽいと思っていたけど歌詞を見ると(もう見る影ないくらい脚色、解釈したけど)やっぱり悟浄の今までの事歌っているのにしか聞こえないよ。

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