詩
□真夜中のバラード
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藻掻いて
地を這い蹲って
泥水を啜って
はい上がっておいで
死んで楽になんかさせない
生きる苦しみを味わさせてあげる
大切な人が消えてしまう
そんな苦しみを味わさせてあげる
君が口が裂けるまで愛を語り
足が真っ赤に染まるまで追い掛け続けた
愛する人
きっと
指を切っても
足をもぎ取っても
愛する人を失う痛みに適う事はないだろう
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