立海大附属中

□理解。
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『アナタの力になりたいのです』

…あんまり綺麗すぎちょること言われると、なんちゅーか。



…虫酸が走る。



結局それは『お前さん』のためにする行為であって、いわば自己満じゃ。本当に『アナタの力になりたい』なら、まず相手の望みを知ることじゃ…じゃろ?


今更な話、柳生のほとぼりが冷めるまでは話にならんじゃろうから。

久々に赤也と打つかのぉ。

俺はズルい。少しずつ首を締めさせよる。

最後には相手の一人相撲を眺めちょるだけ。

俺はズルい。

こうやって、柳生を傷つける要因を省いちょるんじゃから。




終。
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