立海大附属中

□傷の手当て。
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立海大附属中男子テニス部更衣室。

2年エース、切原は部室に入れずにいた。

何故なら部室から先輩である仁王雅治と、柳生比呂士の妖しい声がするから。

『に、仁王クン…痛いです…』

『我慢しんしゃい…また血が出よるぞ』

『しかし…ッ、』

『…そげん声出されると、もっとひどくしたなる』

『……!?酷いですね』

『…それが好きじゃろ?』

『…………だからって…ッあ、ァ…ッ』

『………溢れてきよるの、これならどうじゃ』

『痛…ッ、もっと優しく…』

『しとるんだがのぉ。お前さんが早くと急かすから』

『…や、って、言って…んんッ』

『…こらえなさんな、声殺すのは得意じゃなかね』

『もう…』

『…ヒロ…』
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