小説:あなたに、逢いたい…
□【第8章】私の場所
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でも、篤郎は私のモノじゃないから私がとやかく言える立場じゃない。
篤郎が真那と付き合っても私は何とも言えない。
ただ去ることしか出来ない。
それから間もなくして真那の中での決心はついたみたいだった。
私は心にもないきれいごとを並べて応援したのだろう。
真那は告白した。
私は情けなくて、一人裏庭で泣いた。
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