小説:あなたに、逢いたい…


□【第4章】カステラ
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本当はすごく着たかったし、桐箪笥の中にはあるけれど、やっぱり篤郎の前では着物っていうガラじゃないから...
「そう。気をつけていってらっしゃい」
「はーい」
「あ、あの…」
ふと見ると篤郎が玄関に立っていた。
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