小説:あなたに、逢いたい…


□【第11章】ラブレター
2ページ/5ページ

私の心は焼けそうなほど熱くなった。
そして、今まで我慢していた涙が堪えきれなくなって溢れ出した。
それは両手では抑えきれない程沢山で抑えきれない程苦しくて、
私はお母さんに一礼だけして家を飛び出した。
近くの公園まで走って、走って、走って・・・
泣き崩れて、地面を叩いた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ