夢空間

もう一つの宴〜依存するモノ〜
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もう一つの物語……
紡がれ……そして繋がり合う甘美な物語


互いに感じるのはどちらの体温?

そんな……甘い……夢のような時間の物語が紡がてゆくよ……




冰雨「ピオ君ナイス!!じゃあ、早速…………!!
っ、とと……ピオニー陛下ちょっと……」



ピオニー「ん?何だ?」



冰雨「(例の準備はバッチシだから、後は宜しくね!!いや、楽しんでね?)」



ピオニー「誰に言ってるんだよ……心配すんなって」



ジェイド「おや、管理人は陛下に何をヒソヒソと話しているのですか?」



冰雨「な、何でもなぁい!!じゃあ、行ってきまぁす!!」



ジェイド「やれやれ、居場所も分からないのに飛び出して行きましたね……ついでに言えば運転も出来ないくせに」



ピオニー「まぁ、いいじゃないか……俺らは酒でも呑んでようぜ?食前酒で悪いがな」



ジェイド「クスッ、そうですね……まだまだ時間は掛かりそうですし……
私たちはゆっくりと待っていましょうか」



ピオニーのジェイドのもう一つの物語は……ゆっくり、と……展開されてゆく……

そう、展開されてゆくんだ
これは、もう一つの物語……


水鏡冰雨がパーティーの為に招待客を迎えに行き、その間に行われた甘美な夢物語……


時間はあとどれくらい?

どれくらいの時間まで居られるの?


もう一つの物語が紡がれてゆくよ

キミと、貴方と……



これは……また違った物語
愛しいキミへ触れ合う為の口実


口実はやがて実を結ぶものだから
互いに互いを縛り付け……意識しあうもの……


そう、触れ合うにめ口実がいるんだ……


その些細な口実の身の中に……甘い果実が……広がるよ
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