夢空間

二人を隔てた時間
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新たな世界……
そこに飛ばされて来た訳だけど……

ようやくキミに会えるんだよね!


新たな力も手に入ったし……早速キミに会いに行っちゃおうかなぁ


ねぇ?あやクル……
“おかえりなさい”……それを言う為に僕はキミに会いに行くんだからね〜?


クスッ、楽しみだよねぇ……
本当、久しぶり……
























「やぁ、クルーク」



「レ、……レムレス!?どうして貴方が此処に?」



レムレスは同じくこの世界に飛ばされて来たクルークに会いに行く

そんなレムレスの訪問にクルークは驚いていた

どうして此処にレムレスがいるのか……


いや、自分と同じく時空間の歪みに巻き込まれたと思えば納得がいく

いやいや、それ以前に……どうしてレムレスが……?



「クルークもこの世界に来て新たな能力……“変身”が使えるようになったんだよねぇ?」



「あ、はい!!まぁ、僕には簡単に使い分け出来ますけどね!!」



確認するようにレムレスが聞くと……クルークは答えた

相変わらずのクルーク
自分の力に驕っているようだ

だが、少しくらいの驕りがないと自信には繋がらない
でも、クルークにしたら……強いかもしれないが……



「それなら話は早いよ!!早速だけど、それで“デカバージョン”になってくれるかな?」



「……は?」



レムレスに言われクルークは首を傾げた

いきなり何を言っているんだと言わんばかりだ

だが、レムレスは本気のようで……ニコニコと笑顔のまま

いや、そのせいで表情が見えないと言うか……



今のレムレスは何を考えているのかさえも分からない状況であった……
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