マナの雫

〜初期拍手〜
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〜PRINCE OF TENNIS〜 







リョーマ「いらっしゃいませ、お嬢様
ご指名はオレでいいんだよね?
じゃ、案内するから付いてきてよ」



跡部「何勝手な事言ってやがる越前」


忍足「そうや
抜け駆けはいかんなぁ」



リョーマ「別に……跡部さん達が忙しそうだったからオレが代わりにきただけっス
それに……お嬢様もオレを指名してくれたし」


菊丸「言ってくれるじゃんおチビ
おチビが強引に連れ出してるだけじゃんか〜〜」


不二「フフッ、それに越前目当ての客も君をお待ちかねみたいだよ?」



越前「いいんスよ……
オレにはこのお嬢様の方が大事なんスから」


跡部「客を選んでるじゃねぇぞ越前」


手塚「そういう跡部こそ客を待たせているがな」


忍足「ほな今はオレが手ぇ空いてるからオレが案内したるわ」


向日「おーい、侑士指名入ったぞ」


忍足「……間が悪いわ…」


仁王「あんたら全員指名入っちょるんやろ?
ならオレにまかせんしゃい」


丸井「ちょ、何決めてるんだよ仁王」


仁王「ちょっと待て……
おまえ柳生じゃな?」


菊丸「わぁお〜〜仁王が二人いるにゃ」


仁王(?)「バレたなら仕方がありません
そうです、柳生ですよ」


仁王「こんな所で入れ替わらなくてもいいじゃろう」

柳生「気にしないで下さい仁王君
さてレディをエスコートするのは紳士の務めですね」

丸井「おいおい、オレのお嬢様だぞ
邪魔すんなよな」


伊武「分かってないよね皆…
お嬢様はオレ目当てって事」


神尾「何言ってやがる
オレに決まってんだろ」



千石「ねぇ、お嬢様はオレの方がいいよね〜?」


神尾「なっ、千石さん邪魔しないでください」


伊武「邪魔なのは神尾なんだけど…分かってるのかな?」


亜久津「チッ、てめぇら邪魔なんだよ」


切原「皆して近づいたら彼女困ってんじゃん
さっ、オレがエスコートしてやるよ」


不二弟「おい切原抜け駆けすんなよ」


観月「んふっ、そうですよ
野蛮な奴らは置いてボクと行きましょうか」


不二弟「観月さんっ」


佐伯「抜け駆けは君だろ観月」


観月「そうでしたか?」


佐伯「遅れてごめんねお嬢様
ダメだよオレをフリーにしちゃ……ね?」


海堂「フシュウウ
おいお嬢様が困ってるじゃねぇか、どきやがれ」


桃城「それはマムシだろうが
なぁ、お嬢様」


海堂「何だとテメェ
お嬢様はオレのもんだ」


桃城「引っ込んでろマムシ」


芥川「あ〜〜君たち二年生でしょ〜〜?
ダメだよ先輩より先に手を出しちゃ〜
ねっ、お嬢様オレと楽しもうよ」


宍戸「ジローこそ抜け駆けしてんじゃねぇよ
まったく皆、激ダサだな」


鳳「宍戸さんも人の事言えないですよ」


柳「予想はしていたが彼女のライバルがこんなにいるとはな」


乾「あぁ……だがオレは退く気はないな」


柳「フッ、オレもだ貞治」

柳沢「皆勘違いしちゃ困るだーね
お嬢様はオレがエスコートするだーね」


桃城・海堂「「アヒルは黙ってろ」」


橘「まったく、他のお嬢様待たせているぞ
お嬢様はオレに任せてお前たちは仕事に戻れ」


神尾「橘さん!?
抜け駆けですよ」


河村「ビクトリー
俺様の女に手出すんじゃねぇぞ〜」


大石「こりゃ、大変」


平古場「どうでもいいけど、わんの邪魔しーねったら許さんどー」


木手「平古場君、オレの邪魔するならゴーヤ食わすよ」


平古場「ゴーヤは勘弁やけど退けねぇな」


金ちゃん「わいもお嬢様案内したいんで」


白石「金ちゃん、抜け駆けはいけないよ?」


金ちゃん「いやや〜〜わいお嬢様と一緒にいたいんや」


幸村「ふふっ、これじゃキリがないよ」


真田「うむ」


幸村「そういう弦一郎こそお嬢様ねらいだろう?」


真田「当然だ」








榊「静かにしたまえ
まったくお嬢様を待たせているとはな」


全員「支配人!?」


榊「失礼した、レディ
この場は間をとり私がレディの相手をさせてもらう」


全員「はぁ!?」


跡部「支配人こそ抜け駆けもいいところですよ」


手塚「うむ、同意しかねます」


越前「やっぱオレだよね?
先にお嬢様を迎えたのはオレだし」


不二「フフッ、越前ボクがいる限りさせないよ」


金ちゃん「わいとデートしてくれへん?」



忍足「せやからオレと言うてんねん」



幸村「……皆落ち着こう
これじゃ、確かにキリがないし他のお嬢様にも迷惑がかかる」


跡部「ふん、やっぱお嬢様に指名、って事か?」



幸村「あぁ、皆お嬢様の命令だから恨みっこなしだ」


不二「お嬢様が選んだ相手なら仕方がないよね」


越前「ふぅん……
じゃ、お嬢様……この中からお嬢様をエスコート、お相手して欲しい人選んでよね」




『………それじゃあ…』



お嬢様が選んだ相手とは?
その答えは……
あなた自身が鍵です



いってらっしゃいませ
………お嬢様
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