DevilMayCry 3

□M-03
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『さて、バージルにお仕置きしに行くのはいいけどさ、どうする?』

後ろに瓦礫と化した事務所、前には塔の影響で崩れた建物の破片やら看板やらで進めず、立ち往生の2人。

「前後が駄目なら横がある。」

『…阿呆だと思ってたけど機転が利くんだね。』

「俺を何だと思ってるんだ?」

『ん?阿呆の子。』

にっこりと微笑みながら言うルインにダンテは溜め息をつく。

「バーの中から行こうぜ。確かプラネットと繋がってたし。」

『ラブプラってたしか…』

「ストリッパーが居るトコだけど?」

『ですよね〜』

ルインが答えるとニヤリと笑うダンテ。

「何想像してんだ?」

『いや…別に』

ダンテは知らない…プラネットにあるルインの秘密を

ドアを押し開きバーから入る2人

「こっち、こっち」

『ダンテ…せめてトラップくらい解除してから行こうね。』
三台ならんでいたジュークボックスを剣でぶっ壊していくルイン。

ジュークボックスの後ろには舵の様なスイッチがあった。

『さぁ、壊すか

「壊すの?!」

剣を振りかざしスイッチに剣を降ろした


が、スイッチが壊れる事も無くただ明かりが灯るだけだった。

明かりが全部灯ると封印トラップは解けた。
ルインが一生懸命スイッチを攻撃していた時ダンテは…カウンターの酒をくすねていた。

『置いていこうね?』

微笑みを浮かべても纏う空気がひんやりとしていた。
そんなルインを見たダンテは

「…はい」

としか答える事ができず、先に進んだルインの後を追った。
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