DevilMayCry 3
□M-02
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ガタンっ
バキィっ
と、派手に吹っ飛ぶドアから出た2人。
『…うわ、酷い砂埃』
周りを見渡しながら言うルイン。
「ぎゃー!!俺の事務所が…名前もつけてないのに!!」
『…』
「どう落とし前つけるんだよ!!つか、弁償しろよ!?ああ"?」
若干キレ気味のダンテは、剣を上に放り、コートをこれまた派手に振り回し裸コートという素敵ファッション。下りて来た剣を掴み何度か振ると…
「…へっくし」
『あ〜。事務所崩壊。』
ガラガラと瓦礫の山と化すダンテの事務所。
「…思ったより高くつきそうだな!!」
『いや、トドメさしたのお前だよ…。って聞いてないか。』
憂さ晴らしか身近に居る悪魔をバサバサと斬り捨てていく。
『楽しそうだねぇ。』
ルインがほのぼのしていると
「ルインっ!!」
ザシュッ
『どうかした?』
ルインに襲いかかった一匹の悪魔が一瞬で消えた。
武器になる物も持たないのに…。
「何したんだ?」
『斬っただけだよ。ほら、よそ見してるとヤられるよ?』
悪魔の攻撃をヒラヒラと避けるルイン。
「納得いかねー。」
『…』
余りに煩いダンテにルインは、透明化していた武器を出した。
『…雑魚ばっかりで飽きた。』