お話ちゃん
□青鳥の眠唄
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白く寒い冬が始まって…クリスマスよりちょっと早くにうちにやってきた…君。
でも君ゎ今ゎまた6回目の寒いクリスマスが過ぎたらあたしの手の届かない場所に行ってしまったね。
まだ暗い朝方…息も白くなって手も真っ赤になることも忘れて松の木の下を堀つづけたね
声を出さないように必死でこらえて泣きながら堀ったね
母ゎ土も氷ってるから掘らなくていいって言っても堀続けたね
寒いけど…………ごめんね…
もうずぐ春が来て夏がくるからそれまでティッシュの毛布でくるまっていてね