本棚...

□0-ZERO-
5ページ/5ページ

「寝たか?」

「はい」

「それじゃあ零(レイ)を牢屋(ヘヤ)に戻せ」

「はい」

その部屋には一人しか人がいなくなった。
30代くらいに見える男はある「クスリ」を一つ手に取る。

「俺ら…『造る側』は、苦しみは分かってねぇんだよな…。『麻薬(コレ)』の力をなーんも…」

そして男はその「麻薬」を近くにあったゴミ箱へ捨てる。

「アキさん」
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ