プチ連載
□節分
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-リビング-
陸「二月と言えば節分の季節…そして父さんの命日ですよね…グスモグモグ」
趙「そうだったんですか…グスグスモグモグ」
陸遜に釣られて泣く趙雲ママ。
姜「Σいやいやいや絶対違うから!父さん生きてるから!!」
ツッコミを入れる姜維。
陸「兄さん、それは父さんの幽霊ですよ。この家は呪われてるんです」
天使の微笑みを姜維に向けながら言う陸遜に
姜「そ、そうですね…ι」
と、返事をする姜維。
陸「母さん、豆って有りますか?…モグモグ」
陸遜は、趙雲ママに尋ねた。
趙「確か戸棚の方に…モグモグ」
と、キッチンに向かう趙雲ママ。
姜「…今さっきから母さんと陸遜が食べてるのがそうだと思うんですけどι」
テーブルの上に乗っている豆の入った袋を指差す姜維。
趙「あら、本当ですね。気付きませんでした」
微笑みながら言う趙雲ママに対し
陸「さすが兄さん!こういう時に役に立ちますね」
誉めてるのか誉めてないのか定かではない発言をする陸遜。
姜「………」
それを聞いた姜維は一瞬、家出しようかなと思った。
陸「豆も見つかりましたし。父さんの幽霊退治に行ってきます」
そういうと、陸遜は豆の入った袋を手に持ち、馬超パパの居る寝室へ向かった。
趙「いってらっしゃい」
と、手を振る趙雲ママ。
姜「父さん…毎回ご苦労様です」
涙を流す姜維。
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