リボーン短編2

□第一期 拍手ログ
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  もしも骸が

     家庭教師だったら……


「骸先生、ちょっと聞きたいことがあるんですけど」

「はい。何でしょう?」

「骸先生は勉強を教えるために、ここにいるんですよね?」

「ええ。そうですけど?」

「そうですね。そのためだけに呼んでるんですから。なのに今、あなたはなにをしているのですか?」

「貴女の髪の毛で遊んでいますね」

「やめてください。そんなことより、こっちを見てください」

「いつも見てますよ」

(いつもってさらりとストーカー宣言だ……!)

「私じゃなくて、勉強です」

「教えて差し上げましょうか? 大人の勉強を」

「え、いや。結構です。あの、近づかないでください」

「遠慮しないでください。僕が優しく手取り足取り教えてあげますよ」

「あ、ちょっぎゃああぁぁぁ!!」




 


 結果

骸先生。今日にて解雇。

(そんなこと言っても明日も来るんだろうな……)







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