dream
□棘取りキス
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トサッ
気付いた時には
視界は反転して、背中には柔らかなベットの感触。
そして捕えられた口唇
「…ん……っは・・」
解放されると共に肺に空気を入れると
「何、息我慢してたんさ?初々しー」
意地悪い笑みを浮かべて、また唇を落とそうとする彼を制止する。
「どいてよ、重い」
私は、ラビの胸をグイと押して
逆に押し倒してやる
彼はそれを想定していたのか、否か、
暫く彼を見下ろしながら
何時もと違う視界に優越感を感じていると
ふいに、ラビと目が合い
そのまま見つめ合う
クスッ
「………っ//」
いきなり挑戦的な笑いを投げ掛けるラビ
「何よ」
「…何がさ?」
単発な会話の後に
いきなりキスをしてやると、そのまま頭を固定され
それは深い深いキスに変わった
「…んぅっ……ふ…」
二人を繋いだ淫らな糸がツゥと切れて
そのまま
シーツの波に呑まれていった
end. →アトガキ