注意 竜一と愁一は兄弟設定となっております。
今日も、朝からいつも通りに高校へと向かう。
愁一と竜一の通っている学校は、今は文化祭の時期であり、
兄弟揃って同じクラスな上、その容姿に今回もクラスの出し物は、
ライブとなっていた。愁一も竜一も歌が巧い。
これが発覚してしまってからというもの・・二人は毎年ライブをやらされる為、
この時期は多忙である。
「愁一!起きるのだぁ〜〜〜〜!!!」
朝が弱い愁一は毎日竜一に起こして貰うしかない・・。
「ん・・・・・zzzzzz」
寝返りをうっただけで愁一はまた眠ってしまった。
竜一は毎日やっているアレを実行することにした。(何でしょうね?)
「愁一・・・起きて?」
竜一はそう言った後、愁一の唇に自分の唇を重ね、最初は軽く触れる程度だった
キスを次第に深くしていき、愁一の舌を絡めとり、鼻を塞ぎ口付けをしつづける。
「ん・・っっん・・・んんんん〜〜〜〜!!!!//////」
愁一は最初はまだ眠っていたが、キスが深くなるにつれて覚醒し始め、
顔を赤く染めて竜一を見る。
竜一も起きた事にも愁一のその顔にも満足し、愁一から唇を離す。
「〜〜〜ぷはっっ!!!!!竜一〜〜死ぬかと思ったじゃんかよ〜〜///」
まだ、顔を赤くしたまま、竜一に言い放つ。
「愁一が起きないのが悪いんだろ?(微笑)
俺はいつも愁一を優しく起こしてるんだけど?」
愁一は、その意味ありげな言葉に思わず『うっ』と何も言えなくなってしまった。
「竜一、は、早く飯食いにいこうぜ?///」
愁一は居づらくなり、まだ赤い顔をしながら寝室を出て行った。
「本当、毎日の事だって言うのに、愁一は初々しいな」
竜一は愁一のいない部屋でそう呟いて自分も愁一のいるリビングへと向かった。