酒乱の父親、貧困生活、高校中退、結婚=離婚、水商売…
いろいろAいっぱいAあったわけよ。
乗り切った問題、未だ乗り切れない問題。
幸せな人にはわからない。

1961・8・24
父(俊男38才)母(美津子18才)初めての子供として生まれる

父親は鉄筋関係の労働者。給料前借りして酒を飲んで帰って来て暴れることがほとんど毎日。
6才の時弟が生まれるが、酒乱の父が暴れ出した時逃げる人数が増えただけだ。

小学1年生、明日のランドセルを枕元に置き、明日の服を来て寝ていた。
理由は簡単、父親が暴れると近くの祖母の家に母と私と弟は逃げるから。それでそこから学校へ行くから。
いちいち着替えを持って…なんてやってたら命の保証がないから。
9才の時、また弟が生まれて、さらに逃げる人数が増えた。


父親はいつの間にかいなくなって、何カ月すると戻って来る状況だったが、小学4年生頃離婚したらしい。

男には懲りてるかと思いきや、入れ替わるように男の出入りがあった。
父親は母親より20も年上だったが、次の男は6才も年下だ。
ろくに働かない奴で後で知ったことだが、窃盗で生活費を運んで来たらしい。
そいつと私は12才しか年の差がないので、祖母が心配して私はその後4年間余りを祖母の家に引き取られた。

中学2年生・今度は妹が生まれた。
その2番目の父親は妹が生まれた時は、窃盗で捕まって刑務所に入っていた。前科もたっぷりあったから簡単には出て来ない。
そのまま離婚。
私も祖母の家から戻ってやっと、極貧な立派な母子家庭になった。

20才と4ヶ月で結婚。
相手は13才年上で職場結婚。…母親と同じえらく年上の男にイヤな予感はしながらも、自分は絶対幸せになるって勝手に血迷っていた。


21才と6ヶ月
長男を出産。
23才と5ヶ月
長女を出産。


悪夢は最初からはじまっていて、気がつけば旦那はアルコール依存症。手がつけられない。暴力はふるわなかったが、飯も食わず水も飲まず、酒だけを飲む。飲むから吐く(胃液だけしかないから血ヘドになる)、そしてまた飲む。それを丸3〜4日間繰り返す。
それが最終的には一ヶ月置きのペースになった時離婚を決意。



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