-1859-
□ヒバ獄の出会い
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この短時間だけでも、見たことのないとても穏やかな表情
耳元に息がかかる距離
蕩けるような優しい声で
『僕のものになりなよ…隼人』
囁かれた愛の言葉に
何故か分からないけれど、否定の言葉は浮かんでこなかった
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