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□ヒバ獄の出会い
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『で?雲雀ってのはどこだ?』

『僕だけど』

『へぇ…そうかそうかお前が…って、お前が雲雀恭弥なのか!?』

『だからそうだよ』

キャンキャン煩い獄寺に、少々苛々してきた雲雀

『で?判子欲しいんだっけ?』

『そうだよっ!さっさと押せ』

『…………………』

品定めするように、獄寺を上から下まで眺める雲雀

(さっきの反応といい……)

『悪くないね』

『なんのことだ?』

『別に?いいよ、押してあげる。さっさとこっちにおいでよ』

『?ああ…』

ソファーから動こうとしない雲雀に、恐る恐る近づく

『…ほら』

グイッ

『なっ…!!!』

途端 腕を引っ張られ、雲雀の胸板に頭を押しつけられる

『///おぃっ!てめ何して///』

『…うん悪くないね』

『さっきから何言ってんだよ;意味わかんねぇんだよっ///』

『分からないの?』

『分かるかよっ!』

心底不思議そうな雲雀
そして少し考え込み…

『…1回しか言わないよ』

『…は?』
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